カテゴリー:リノベーション
2025年11月12日 投稿者:八田さと子
東京・有楽町で、小川町の“農ある暮らし”をテーマにした移住イベントを開催します🌿
ゲストは鉄道運転士として働きながら、小川町で畑や自然を満喫している
**釜井 昌二さん(通称:かまちゃん)**🚃
小川町の魅力紹介からゲストトーク、交流タイムまで。
少人数なので、気軽にお話しできます😊
📅 11月15日(土)17:30〜19:00
📍 ふるさと回帰支援センター(東京交通会館8階)セミナールームB
💻 オンライン参加もOK!
※事前申込制・11/14(金)締切
👉 お申し込みはこちら
🔗 https://www.furusato-web.jp/event-info/p236766/
#小川町 #埼玉移住 #地方移住 #農ある暮らし #有楽町イベント #ふるさと回帰支援センター #オーガニックタウン #移住相談 #移住セミナー

2025年10月31日 投稿者:八田さと子
空き店舗を活用した新たな挑戦 ブックカフェ「ナワール」――窪田さんインタビュー
小川町に、ブックカフェが誕生しました。本を片手に、美味しいコーヒーや軽食を楽しめる「ナワール」。この店を立ち上げたのは、子育てをきっかけに暮らす場所、働き方を見つめ直した窪田さんご夫妻です。ご本人に、開店の経緯やお店への想いを伺いました。
店名「ナワール」に込めた意味
佐藤:まず、「ナワール」という名前の由来を教えていただけますか?
窪田:「ナワール」は、メキシコの先住民の言葉で、“言葉では捉えきれない世界”という意味があります。
近代文明は、言葉や論理、合理性を重視して生活を構築してきましたが、実はその枠組みが私たちを縛り、不自由にしているとも感じます。
そんな現代社会の中で、視点を少し変えるきっかけになるような本と出合える場所にしたいという想いから、この名前を付けました。恩師の著作に登場する言葉でもあり、個人的にもとても思い入れがあります。
店内には、児童書から自然・平和・生き方に関する本まで、ジャンルを超えて多彩な書籍が並びます。

小川町への移住、そしてこの物件との出会い
佐藤:移住のきっかけや、この物件との出会いについて教えてください。
窪田:以前はテレビ関連の仕事をしていたのですが、退職後、「そろそろ仕事中心の生活は終わりにしてもいいかな」と考えるようになっていました。
子どもが生まれたこともあり、自然の中で子育てをしたい、子育てを軸に暮らしたいという気持ちが強くなっていたんです。
佐藤:理想の暮らしとして、どんな場所をイメージされていたのでしょうか?
窪田:人間の営みよりも自然の割合が多い場所、ですね。
以前は逗子に住んでいたのですが、開発が進む中で「人間の割合」がどんどん増えていって、それが少し苦しかったんです。
佐藤:そんな中で、小川町とはどうやって出会ったのですか?
窪田:移住した友人が小川町の魅力をSNSなどで発信していて、それを見て「一度行ってみよう」と思いました。
ネットでたまたまこの物件を見つけて、翌日すぐに内見し、決めました。
この家のすぐ前には兜川が流れていて、上流は自然豊か、下流は住宅地。ちょうどその境界にあたる立地なんです。
「店舗ありき」ではなかった、新しい暮らし方
佐藤:当初から、カフェとしての営業を考えていたのですか?
窪田:はい。でも、最初は「自宅の一室を使って小さく始められればいい」と考えていました。あくまで生活と子育てが中心で、自然に寄り添う暮らしが第一。畑もやれたらいいなと思っていたくらいです。
佐藤:他の地域も候補にされていたんですか?
窪田:はい、ときがわ町なども検討しました。あちらは移住支援金(当時100万円)があったんです。でも、希望に合う物件が見つからなくて…。そんな中で出会ったのが、今の場所です。
この物件はもともと、近隣に住む大家さんの奥様が営んでいた小料理屋でした。奥様が亡くなられた後、しばらく空き店舗になっていたところを「住居として貸す」として出されていたものです。
改装は最小限。手作りで整えた空間
佐藤:お店としては、どんな改装をされたのでしょう?
窪田:賃貸ですし、将来どうなるか分からないので、できるだけ費用をかけずに整えました。壁の塗り替えもせず、基本的にはそのまま。タバコの汚れが気になるところは落としたり、そこに絵を描いて隠したり(笑)。
障子をビニールクロスに変えたり、和式トイレに洋式便座を置いたり、断熱用に窓にビニールを貼ったりと、必要最小限の手を加えただけです。
佐藤:作業はどなたかにお願いしたのですか?
窪田:全部ひとりでやりました。唯一、畳だけは業者に頼んで高温殺菌してもらいました。熊谷に対応してくれる業者があって助かりました。
佐藤:キッチンは元々設備があったのですか?
窪田:はい、基本的な設備は整っていました。自分たちでパン焼き用のオーブンを設置したくらいですね。水回りに手をかけずに済んだのは、本当にありがたかったです。
奥様が担当されるキッチンでは、お米のパンを使ったサンドイッチなど、身体にやさしい食事が提供されています。

開店までの歩みと、これからの展望
佐藤:引っ越しからオープンまでは、スムーズでしたか?
窪田:2024年10月に移住したのですが、保育園がすぐに決まらず、改装作業に取りかかれたのは春になってから。2025年6月末にようやくオープンできました。
佐藤:駐車場があるのも魅力ですよね。
窪田:そうですね。ただ、駅からは少し距離があるので、公共交通でのアクセスが課題です。町内にシェアサイクルやレンタサイクルの拠点が増えるといいなと思っています。川沿いの遊歩道やサイクリングロードの整備とあわせて、ぜひ広めてほしいですね。
本と人をつなぐ、共有の場として
佐藤:今後、どのような展開を考えていますか?
窪田:イベントは積極的に開催したいですね。読書会や著者のトークイベント、上映会など。
10月5日には、音楽デュオ「寿(ことぶき)」のナビーさんによるバリ島トーク会も開催しました。

また、本をもっと手に取りやすくするために、紹介カードを添えたり、貸し出しをもっと開かれた形にして「本のコモンズ(共有地)」のような場にしたいと考えています。自分の本を誰かと共有することで、自分自身の荷物も軽くなりますから。
今は、社会全体が“何を基準に物事を捉えるべきか”が見えにくくなっている時代だと思います。そんな中で、自分なりの「物差し」を見つけられるような、静かな出会いの場になれたら嬉しいですね。
人生に影響を与えた一冊
佐藤:最後に、人生を変えた一冊を教えてください。
窪田:やはり、店名の由来にもなった、真木悠介さんの『気流の鳴る音』ですね。とても深い視点を与えてくれる本なので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
兜川のほとりに佇む、静かなブックカフェ「ナワール」。日常から少し離れて、本と人、自分自身と向き合う時間を過ごしてみませんか?
遠方からの方は、駅前の観光案内所でレンタサイクルも利用できますので、ぜひ足を運んでみてください。

ブックカフェ ナワール
※開店日やランチ情報はインスタグラムで随時発信中!
2025年10月23日 投稿者:八田さと子
町屋再生の先にある循環型社会「古材と循環」
小川町移住サポートセンターは、移住希望者への情報提供や支援と並行して、小川町停車場通り商店会と協働し「空き店舗未来会議」(注1)のメンバーとして町内の空き家や空き店舗の活用にも取り組んでいます。今回は、空き店舗の活用事例について報告させていただきます。
今回ご紹介するのは、元紳士服店だった旧つるやさん(この後は「つるや」と記述)の事例です。良い出会いがあり、紳士服店はアンティーク古材(貴重な古い材木や建具など)を販売するお店に生まれ変わりました。
つるやがあるのは、旧国道254号と呼ばれる道沿い。川越から秩父市へと続く道の一部で、古くは多くのお店が並び小川町の商業の中心地として賑やかだった通りです。今は閉まっているお店も多いのですが、移住サポートセンターや空き店舗未来会議の活動を通して徐々に関心を呼び、空き店舗活用への動きも起こっています。
空き店舗が活用されるには、いくつもの大切な要素がありますが、一番大切なのは、使って欲しいと思う家主さんと、借りたいと思う借り主が出会うこと。そしてその想いを双方が共有した上で建物が活用されること。つるやもこの空き店舗未来会議の活動から物件化。そして新生つるや(TSURUYA)になりました。
その経緯を、TSURUYAさん(話者表記部分はTSURUYAとし、敬称は略します)と空き店舗未来会議メンバーへのインタビューをもとに佐藤がレポートします。
佐藤(小川町移住サポートセンター):つるやの活用に至るまでを教えてください
TSURUYA:お借りするに至ったきっかけは空き店舗未来会議の活動でした。
未来会議:空き店舗をリストアップする中で出てきた物件の一つがつるやです。旧国道254号の商店街エリアに住むメンバーが区長(自治会長)さんに昔の周辺の様子などを教えていただく中で、つるやを含むいくつかの空き店舗の持ち主をご紹介いただけることになったんです。その後、持ち主からも貸しても良いという了承を得ることができ、活用に向けて話が進んでいきました。内覧会も開催できることに。
佐藤:次は、利用したい人を見つける段階になりますが、どんなプロセスや工夫があったのでしょうか?
未来会議:つるやのオーナーから貸しても良いとのご返答をいただき、どんな使い方が出来そうかを話し合う「空き店舗ビジョン会議」を開催しました。オーナーや近所の店の方にもご参加いただき、地域としてのニーズも伺いました。近隣の高齢者向けの食料品店が欲しいなどの意見もいただきました。
佐藤:ビジョン会議を経て活用する方を募集されたんですね。
未来会議:募集の段階でオーナーからの条件、地域のニーズについても掲載しました。
オーナーさんの要望としてはどんな業態でもよいけど、改修は自費でして欲しいとのことでした。雨漏りもあり、DIYではそれなりの経験がある方でないと難しい物件でもありました。
佐藤:さて、一方で、見学会を経て借り手となったTSURUYAさんについて伺って行きたいと思います。TSURUYAさんは、DIYの経験や建築の知識はどのように身に付けられたのですか?
TSURUYA:もともと建築への興味が強く、建設コンサルタントの仕事に就いていました。10年ほど前からは古い家のリノベーションにも携わっていて、東京都福生市に残る旧米軍ハウスをリリノベーションして、貸し出すことを始めました。
佐藤:小川町とのご縁は?
TSURUYA:先祖が住んでいたご縁があり、移住しました。
佐藤:TSURUYAさんと小川町の古い建物との出会いについて教えてください。
TSURUYA:小川町の中心部に位置する旧国道沿いの町並みに目を向けてみると、そこには町屋と呼ばれる歴史的文化的な価値の高い建物がずらっと並んでいることに気付いたんです。しかも、これらの商店のいくつもが看板建築(注2)だと分かりときめいてしまったんです。看板建築は、もともとの建物の道側に店舗の拡張部分を付け足した形になっているのですが、その部分を取り除くと昔ながらの町屋建築(注3)が現れます。そのことを想像するだけで、まるでディズニーランドにいるのではと思うほどワクワクしたのを覚えています。
佐藤:私は、営業していない商店や住宅に変わってしまっている通りを見て、単純に寂しい気持ちをいだいていました。TSURUYAさんが目をきらきらさせてお話しくださってびっくりしています。視点を変えたら物の価値が違って見えるのだなと新鮮な驚きを覚えました。
佐藤:さて、つるやは古材ショップですが、古材の活用に至った経緯を教えてください。
TSURUYA:福生市の旧米軍ハウスの活用に関わる中で、家主さんが取り壊しを選ばれることも多いんです。そこで出る材は、リノベーションの際に使えるであろう貴重な材でした。それが廃材として捨てられていくのはもったいないということで、古材の再利用にも取り組むようになりました。そうこうしていくと回収した古材の在庫が増えていき、倉庫もいっぱいに。なんとか材を有効活用できる場所、使ってくれる人に出会う機会はないかと考えていた時につるやの話を聞き、見学会に参加したんです。貴重な町屋建築であり、広い空間を確保できることから、ここで古材を展示販売しようと決めたんです。
佐藤:お店として利用するには改修が伴ったと思いますが、どのようにされたのですか?
TSURUYA:内装など改修の一部を自分や知り合いたちで進めました。自分たちではできない部分はプロに任せるという方法です。これによって、経費を抑えながら改修を進めることができました。ちなみに、改修には、町からの補助金(注4)70万円もいただいてトイレやキッチンなど水回りの改修をしました。その他、家賃の一部にも補助金を活用させてもらっています。
佐藤:日本ではあまり古材利用が活発とは聞きませんが、最近は変わったのですか?
TSURUYA:家を解体した時に出る古材は、以前は骨董として価値のある高価なものだけが出回っていました。使えるものでも多くが廃棄されてきたんです。古材の利用に変化が見られるようになったのはこの10年ほどです。古い家を改修しておしゃれに暮らすことが人気になったのが大きいと思います。それに加え、改修の一部を日曜大工的に自分ですることも一般的になってきましたよね。さらに、ヤフーオークションやメルカリなど、中古品を手軽に手にいれることができる環境も整ってきました。そういうことも古材利用の後押しになっていると思います。
佐藤:古材はどこで手に入れるのですか?
TSURUYA:私が販売する古材のほとんどは、小川町で入手したものです。その背景には、小川町が第2次世界大戦の戦火の影響を受けていなことがあります。町屋建築が残っていることと合わせて、古材の利用に関してもいろいろと巡り合わせが良かったのかもしれません。
佐藤:なるほど。小川町は一からの再開発がなかったからこその街並みであり、古材の存続なんですね。今後の古材循環に関するビジョンがあれば教えてください。
TSURUYA:解体される予定のある物件について、移住サポートセンターに連絡が来るような仕組みができれば、よりスムーズに古材を活用できると思っています。
佐藤:なるほど。メインのサービスとしてはお知らせしていませんが、解体業者さんを紹介することも実際にありました。オーナーさんは解体するしかないと思っていても、それに価値を感じる方もいて、そこをマッチングできたらとも思っています。解体を考えざるを得ない建物でもやっぱり親族のもので、ひょっとしたらオーナーさんにも思い出があって、できれば解体はしたくないという方もいらっしゃいます。
TSURUYA:そう。思い出や歴史が建物にはあるんですよね。だから、僕は回収した古材や建具の一つ一つがどこから来たのか、どんな店や人のものだったのかなど、ストーリーも伝えるようにしているんです。「使ってもらってうれしい」と元の持ち主に言ってもらえるのがやりがいでもあります。
佐藤:ストーリーがわかる古材、素敵ですね。リノベーションで綺麗になるだけでなく、地域の歴史や材のオーナーさんの思い出もまとう、そんな厚みのある空間になる気がします。
佐藤:今後のTSURUYAさんの目指すところや地域との関わりなどイメージがあれば教えてください。
TSURUYA:店の大きなテーマは、「古材と循環」です。循環は古材だけでなく、もう少し広い物を含めようと思っています。例えば、古着を扱うことや、お店で飲むコーヒーのかすの利用、そして農家さんから来るB級野菜などの販売などもして、循環の輪を感じられる店にしたいですね。
佐藤:資源と関係性の循環を象徴する小川町の有機農業とも親和性が高そうですね。
TSURUYA:そうですね。小川町は有機農業に関心を持って移住して来られた方も多いですよね。そういう方々には、建物、材の循環にも興味を持ってもらえそうじゃないですか。そして、ある意味、家や店を持つって、さらにこのまちに根を張ることになるわけです。つるやは古材を通じてDIYを相談する場にもなりますから、小川町に少し深く関わりたい人の集まる場になると思います。古材を中心にした大人のクラブハウスのような場所になったらいいですね。先ほど申し上げたとおり、つるやをはじめ小川町中心部には、歴史的な商店建築の町家が多数残っています。昔の町並みを現代風に再生して、新たににぎわいをつくりだせたらいいなと思っています。
佐藤:古材の売買にとどまらない、素敵な場になっていきそうですね。
(注1)空き店舗未来会議:小川町駅前周辺の商店で作る「停車場通り商店会」の下で、空き店舗の発掘と活用に取り組むグループ。商店会会員の他、地域おこし協力隊も運営メンバー。埼玉県や小川町役場、商工会などもサポートしている。
(注2)看板建築:昭和初期に登場した建築様式で、建物の正面を装飾して看板のように立ち上げていることからこの名前になっている。小川町の例では、古い町屋建築の通り側にこのような装飾部分を付け足した形になっている。
(注3)町屋建築:全国に様々な様式の町屋建築があり、定義は難しいが、ここではまちなかの主に商業に携わる世帯の店舗兼住宅のこと。道に面した間口の部分は幅が狭く、奥行きが長い、いわゆる「うなぎの寝床」状の建物。道に面した部分はお店になっていて、奥に行くと一部が住居になってるのが一つの形。小川町では、旧国道沿いに町屋建築が多い。
(注4)補助金:空き店舗等利活用事業・小川町起業創業等支援補助金。空き店舗の改修を支援する補助金で、令和7年度から改修費補助が最大100万円になった。「小川町空き店舗補助金」で検索。小川町役場にぎわい創出課が窓口。

2025年08月01日 投稿者:八田さと子

2025年07月03日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの八田です。
SUUMO ジャーナルというメディアで小川町移住サポートセンターを利用して移住された方、空き店舗を活用してくださっている方を紹介していただきました。
途中、八田も登場します 💦
移住者にフォーカスしながら町の魅力、自分の夢を叶える場所として、暮らす場所として「ちょうどいい理由」を伝えてくれています。
感謝
記事「埼玉で移住希望者が1番多いワケは?都心70分で”ゆる移住”叶う「ちょうどいい田舎」の秘密」のリンクはこちらです↓
https://suumo.jp/journal/2025/07/01/210082
#小川町
#SUUMO
#移住
#まちやど
#カレー
#NESTo
#コワーキング

2024年12月20日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの八田です。
小川町はこれまでも小川町停車場通り商店会を中心にエリアの大家さん、商工会、役場など様々な方が関わり、空き店舗の活用、物件化に挑戦してきました。今回は3年余りの活動のプチまとめであり、この先の活動の基点となるようなイベントを実行委員会のみんなと企画しました。寒い時期ですが、小川町のホットな人々とまちを創る楽しさを体感しに来てください。
『空き店舗未来シンポジウム』
大家さん&新規出店希望者&まちづくりに関心のある方へ
小川町で物件活用を一緒に学んでみよう!
●開催日
2024年1月18日(土)
午前10時00分から午後18時00分まで
※雨天開催、ただし荒天の場合は中止
<1部:講演〜リノベまちづくりを知ろう!〜>
10:00~12:00
ゲスト:荒木牧人
川越で空き家・空き店舗・遊休不動産のリノベーションによるまちづくりで活躍する建築家によるレクチャー!
<2部:まち歩き/WS〜小川町のリノベ建築〜>
13:00~16:10
定員:30名
小川町内で3つの特徴的なリノベーション物件を巡り、小川町の未来の町の姿を一緒に考えよう!
<交流会>
16:10~18:00
ドリンクとスナックを用意しています。
●メイン会場
コワーキングロビーNESTo
(埼玉県比企郡小川町大塚7−4)
●参加費
1部・2部 1000円(先着30名)
1部のみ 500円
交流会 1000円(ドリンク&スナック)
お弁当(昼食)1000円
※申し込み時にご選択ください。
●申し込み
下記申し込みフォームよりお申し込みください。
※定員になり次第締め切ります。
https://forms.gle/XoQ4rShd4tV96th2A
******企画への想いと詳細**********
●建物をどうやって未来に届ける?
新規出店者が増えてきた小川町。その多くは既存の建物、築70年以上の歴史ある建物を改修する方も珍しくありません。
<今回のシンポジウムのねらい!>
To 大家さん:貸すことによって町がどう変わるのか?活性化するのか?大家さんが改修費を負担しない方法などを知っていただきたいと思っています。
To 新規出店者:改修方法の選択肢を「専門家依頼型」、「ファン参加型」、「DIY型」の3種類に分けてコストやメリットを徹底比較。現地でリノベ実践者たちとの交流も!
まとめのグループワークでは「建物をどう未来に届けるか」をテーマにそれぞれの視点からの意見を交換。町内外、小川育ち&移住者がまぜこぜになり、まちの未来を語ります。
●1日の流れ
<1部>10:00~12:00
・オープニング:町の現状について紹介します。
・講演:ゲストの実践する話を聞いていきます!
<ランチ>
わらしべさんのお弁当を用意しています!
<2部>13:00~16:10
・まち歩き:まち歩きをしながら、3つのリノベ物件を巡ります。
・グループワーク:みんなと感想を共有して、町の未来についてゲストらと一緒に楽しく話そう!
<交流会>16:10~18:00
参加者同士で交流会!新たな出会いもあるかも!ドリンクとスナックを用意しています。
●ゲスト紹介
荒木牧人さん(株式会社80%代表取締役/maao代表)
1974年埼玉県ふじみ野市生まれの一級建築士で4児の父。建設会社や設計事務所勤務を経て、2013年に荒木牧人建築設計事務所(現:maao)設立。2016年、異業種仲間と設立した株式会社80%では、川越を拠点に「すずのや」などのある「旧大工町長屋」を皮切りに、小規模エリアを中心に場の企画・運営を展開。2023年には事務所をふじみ野市の「蔵」に移転し、郊外エリアでのリノベーションや水辺活動にも取り組む。
●お店紹介
・おがわ食堂[専門家依頼型]
小川町駅前にオープンした生パスタと自然派ワインのお店。東京からUターンした店主が、お祖母様の美容室を改築した店舗でイタリアンを提供。地元出身者による新しい事業の展開と、店舗設計は設計事務所を主宰している同級生が手掛けたという温かいつながりが特徴です。
・有機野菜食堂わらしべ[ファン参加型]
歴史的建物「玉成舎」の中にあります。地元の有機農産物を使ったオーガニックパスタや国産小麦の天然酵母パンを提供。「玉成舎」は2018年に町の人々やNPO、設計事務所などの協力で、伝統的な技法で建物が再生されました。2019年に埼玉県の空き店舗ゼロリノベーションコンペで最優秀賞を受賞しました。
・古材・循環&リノベーション ツルヤ[DIY型]
「空き店舗未来会議」の活動の中で地域の方の協力もあり発掘された元メンズショップ。23年の内覧会に参加した方が物件を賃貸。建築・大工の専門メンバーと、大学の研究室も加わったDIY型改修。近隣から発掘された古材やアンティークの販売、古材を使ったDIY・リメイクのお手伝い。古材循環の拠点を目指します。
●主催
小川町SDGsまち×ひとプロジェクト 空き店舗未来シンポジウム実行委員会
●お問い合わせ
akitenpo.symposium@gmail.com(代表者メールアドレス)
2024年12月17日 投稿者:八田さと子
むすびめの八田です。
また一つ素敵な空間が小川町に誕生しました。 shop&gallery「白白 / shirajira」 北裏通りの三姉妹のお隣にあります。(小川町大塚124−2) 「様々な背景や物語をもつ作品や商品を展示、また作品にまつわる企画を同時に開催することで、「感じる、そして知る」機会を、白白という場所でお届けします。」 とショップカードにあるように、杮落としのイベントとしてアフガニスタンにまつわるトークイベント「絨毯とサフランからアフガニスタンを知る夜」が開催されました。
サフランティーをいただきながらアフガニスタンの女性の自立と農業者を支援する、在日のアフガニスタン人のバブリさんのお話をうかがいました。 寒暖の差からレーズンなどのドライフルーツがとても甘くて美味しい!アフガニスタン。しかし気候変動の影響を大きく受け、国民の8割を占める農業者は危機的状況にあるそうです。国際機関の支援も入っていたそうですが、政治的理由で撤退も。民間による継続的な支援も大事なことがよくわかりました。→ドライフツーつは我家のお年賀となりました。
そして絨毯が心地よく美しい! 幼い頃から自国の女性の地位や扱われ方に疑問を持っていたバブリさん。政治的な影響で女性が学び、職を得て自立することが難しい環境になってしまった今、絨毯の仕事で自立を支援をしています。白白にはたくさんの美しい絨毯が展示販売されています。 イベントには町内外からたくさんの方が集まっていました。
偶然にもむすびめでお目にかかった町外のお客様が隣席に。スモリバで12/15のイベントをチェックしてくださり、まちぶんさんのまち歩き→白白のイベントとハシゴをしてくださったそう。(感激!)小川町は地域の魅力を伝えるイベントや社会課題を解決するために行動する、それをイベントにする方もたくさんいて・・・ お客様もこういう取り組みや雰囲気を気に入ってくださったようで、嬉しかったです。
12月は白白さんはafghan saffron & gena kuwanのpop-up storeを開催中です。 詳細は白白さんのインスタグラムをご確認ください。https://www.instagram.com/p/DDE3YvlP6Mq/
# 小川町 #アフガニスタン #ドライフルーツ #フェアトレード

2024年03月29日 投稿者:八田さと子
レポート:有機農家横田さんとたかきびほうきづくりとお食事を愉しむ会
日時:令和6年3月15日
会費:4000円
概要:横田農場の横田茂さん指導の下たかきびを使った箒作りを行い、その後横田さん、NESToスタッフ、参加者での食事を交えた交流会。
目的:小川を代表する有機農家である横田さんとの交流と、NESToとの連携に向けた参加。
写真:


たかきびの説明をする横田さん 完成した箒 食事メニュー
内容:まず、横田茂さんから、イネ科アフリカ原産であることや、白米と比較してビタミンE群をはじめとしたビタミンやミネラルが豊富であること、育てやすく昔は東北地方など寒冷地での栽培が盛んだったこと等たかきびについての説明から始まった。横田家でも健康の為白米に混ぜて食べていることや依頼されてたかきび箒作りを行っていることを伺った。
箒作りは、穂のできるだけ残っているものを30本ほど選び、銅線で最も下の部分をきつく締める。続いて柄を縛った銅線の下で切り落とし、最初に縛った場所よりも5㎝程上の部分で再度銅線を使って締め上げる。最後に、穂先を3等分又は5等分し、分けた穂先に1本の銅線を交差するように通しながら締め上げる事で完成する。
作り方自体は非常にシンプルだが、締め上げに思いのほか力がいることや私の不器用さ相まって、何度か横田さんや他の参加者に教えていただきながら箒は完成した。
箒完成後は青雲酒造のお酒をいただきながら魚と小川町産の野菜を中心とした料理をいただきながらの交流会を行った。参加者9名の内、7名が小川町外(都内、千葉県、ときがわ町等)からで、さらにNESTo会員は2名のみだった。中には単純に交流人口というだけではなく、移住予定者や移住希望者もおられ、ワークショップを通したことでそういった情報収集を含めたコミュニケーションがスムーズだった。また、移住サポートセンターの紹介も行えた。
以上
作成者:移住サポートセンター二之宮
2024年03月13日 投稿者:八田さと子
【テナント向け物件内覧会】
〜sports用品店を新たなspotへ〜
都心から1時間ほどでアクセスできる埼玉県小川町。
駅徒歩圏内のエリアには、1300年の歴史を誇る小川和紙をはじめとする産業で栄えた、当時の賑わいが伺える街並みが残ります。
駅からそんな街並みを楽しみながら歩くこと15分。創業1902年「晴雲酒造」の酒蔵と食事処、遠方からもファンが通うカレー店「curry&noble強い女」、古民家をリノベーションした一棟貸し宿泊施設「小川まちやどツキ」などが並ぶ一角にたどり着きます。
今回内覧させていただく物件は、そのエリアで存在感を放つ、元スポーツ用品店(「松本スポーツ」)。三階建という大きさと印象的なファサードで、写真のように川沿いを散歩していても目を引きます。
体育の授業や部活動で使用する用品も取り扱っていたことで、小川町とその周辺地域で育った方には馴染みのあるお店かと思います。店舗の三階では、卓球やバレエの練習が行われていたこともあるそう。
また、建物の最上階・屋上から眺める景色は絶景! オーナーの松本さんは、毎年7月の七夕まつりの夜には花火鑑賞のためにこの場所を近所の方に解放していたのだと教えてくださいました。
そんな松本さんから「この場所には、真面目な方に入ってもらいたい。」ということで、まずは建物やまちへの想いを聞かせていただく場として、内覧会を開催させていただきます。
入居を具体的に考えていない段階での参加もOK!
・小川町でいつかお店やアトリエを持ちたい!
・小川町の建物や歴史に興味がある!
・空き店舗未来会議のイベントに参加してみたい!
などなど、幅広くご参加いただけます。
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【テナント向け物件内覧会】
〜sports用品店を新たなspotへ〜
●日時
2024年3月16日(土) 13:00〜15:30
●集合場所
松本スポーツ前 小川町大塚175-1
●参加費
無料
●募集について
募集期間:〜3/15(金)
●お申込み
◎お申し込みはこちらのフォームからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc4LVm3EyxSqVxbzT9epMD3t84S6MyxhJVH4w0QSo72858q1w/viewform
※キャンセルされる場合は、3/15(金)までにキャンセルの旨をご連絡ください。
●タイムテーブル
13:00 周辺まちあるき
13:30 自己紹介
14:00 物件見学
14:30 オーナーとのトーク
15:00 物件に関する条件・質疑応答
15:15 感想共有
15:30 解散
※ まちあるきに参加しない方は、13:30松本スポーツ集合
※ 駐車場の台数に限りがあります。先着で上限に達した場合、使用できない場合がありますのでご了承ください
(追記)
※ スケジュールの中で、オーナーとのトーク、質疑応答の時間を、物件の活用について参加者も含めて話し合う時間に変更させていただきます。
●「松本スポーツ」の物件紹介
昭和57年12月築
●物件の様子
https://photos.app.goo.gl/Bi12u4Xg8NVxDJVw8
●「空き店舗未来会議」とは?
小川町停車場通り商店会の分科会活動です。商店会委員メンバーに加え、関心を持ってくれた地域おこし協力隊員も参加。埼玉県、小川町役場、小川町商工会、物件周辺地域の皆さんも会議に参加する商店会を超えた活動です。これまで空き店舗の調査、物件オーナーさんや地域の方へのヒアリングから始め、物件活用に向けたワークショップを実施してきました。分科会のメンバーの専門分野や職種は、宿泊、不動産、建築、まちづくりなど多様です。
●問い合わせ先
小川町移住サポートセンター
0493-81-5331 またはinfo@ogawa-iju.jp
●主催者
小川町停車場通り商店会

2024年03月12日 投稿者:八田さと子
【イベント情報】
【第6回下里さくら祭り】
なつかしさ感じる旧下里分校でのんびりお花見をしませんか
普段見られない木造校舎の一般開放や、小川町周辺の飲食店・ハンドメイド作品の出店もあります
日時:3月31日(日)10:00~15:00
会場:小川小学校 旧下里分校

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