カテゴリー:歴史・文化
2026年06月12日 投稿者:八田さと子
移住担当協力隊 のこちゃんのおがわ活動日記 vol.2
みなさんこんにちは!
安定しない天気に、ちょっぴり長めの5月病を患っていた、地域おこし協力隊 移住担当「のこちゃん」こと野口理美です。
みなさんも、最近の気温差や気圧の変化にはくれぐれもご注意くださいね…!
さて、今回は小川町ならではの、とってもディープで面白いイベントをレポートします!
イベントレポ:【ガロア博士と行く!生き物観察ぐるぐるツアー】
小川町が誇る「資源循環」の現場を、実際に見て、歩いて、肌で感じる「ぐるぐるツアー」。
当日は汗ばむほどの快晴で、まさに絶好のツアー日和でした。
今回のテーマは「植物や生き物の生態」。
集合場所は、小川町消防署の奥にある堆肥組合です。
スタート直前、今回の先生であるガロア博士(石井さん)から、
「森に入る前の、今の景色をよく覚えておいてくださいね」
という謎めいた一言が。何が起きるんだろう?とワクワクしながら、いざ出発しました!
◯移住して初めて知る、小川町の自然のリアル
歩き始めてすぐ、ヘビや蛾の幼虫(!)に遭遇したり、多様な植物に触れたり。
中でも驚いたのは、こちらのアライグマの足跡です。
まさか小川町にアライグマがいるなんて!
環境への適応能力が非常に高く、どんな場所でも繁殖してしまうため、今は数を増やしているのだそうです。

(小さい足跡がありました。夜行性らしいので人間が姿を見ることはほとんどないそうです。)
そして、こちらの2枚の写真。
実は、同じ場所で前と後ろを振り返って撮ったものなんです。
全く景色が違いますよね。片方は「人間が手を加えて植えた林」、
もう片方は「自然に自生した林」です。
みなさんはどちらがどちらか分かりますか?


地質の話や、人間の営みによって作られた土地の歴史など、奥深いストーリーを聞きながら里山を歩くこと約2時間。
お昼は、知る人ぞ知る小川町の秘境「二階沼」で解説を聴きながら、みんなで美味しくお弁当をいただきました。
(二階沼に吹く風が、水面を揺らしている様子)
◯ツアーを終えて感じたこと
たくさんの生き物、豊かな自然、そしてそこに暮らす人々。
「地球ってみんなで共に生きてきたんだな」と、なんだか壮大な気づきを得ることができました。
普段生活していると当たり前になってしまう自然の価値を、立ち止まって考えるとても良いきっかけになりました。
そして、ここで冒頭のガロア博士の言葉を思い出します。
「森に入る前の、今の景色をよく覚えておいてくださいね」
ツアーの終わりがけ、博士からこんな問いかけをされました。
「森に入る前と今とで、感じる景色はどう違いますか?」
「この里山に入る前の自分に、なんて声をかけてあげたいですか?」
ただの「綺麗な自然」だった景色が、生き物たちの営みや歴史を知った後では、全く違う
「命の詰まった世界」に見える。
そんな心の変化をプレゼントしてくれた言葉だったんだ、とハッとさせられました。
(たくさんの生き物がいる上横田の里山)
実際に小川町に移住してきた私も、住んでいるからこそ見落としてしまいがちな地域の奥深さを再発見でき、とても充実した時間となりました。
「小川町の自然豊かな環境で、深い暮らしがしたい」と考えている方には、ぜひ一度体験していただきたい世界です!
次回ツアーに関しても、こちら移住サポートセンターからもお知らせいたしますね!
それでは、今回はここまで!
以上、のこちゃんでした。次回もお楽しみに!
2026年02月26日 投稿者:八田さと子
小川町に本社と工場を構えるセキネシール工業株式会社。
一見すると町工場の佇まいだが、ここで生み出されている製品は、日本のものづくりを足元から支えている。
同社が製造しているのは、エンジン内部に使われるガスケット素材。
ガスケットとは、部品と部品の接合部分からオイルなどが漏れないようにする重要な部材である。身近な例でいえば、お弁当箱のふたに付いているゴムのパッキンの役割を思い浮かべるとわかりやすいだろう。
自動車やトラック、農機具などに使われるオイルシートやビーターシート。その分野で同社は国内トップシェアを誇っている。
しかし、その技術の源流は――和紙にある。
和紙から工業素材へ。転換の決断
関根家は江戸時代末期から続く紙漉きの家系であった。
だが、洋紙の普及により和紙の需要は低迷する。
転機をつくったのは、現社長・**関根俊直**さんの祖父である。和紙の技術を応用し、ガスケット素材となるオイルシートを開発。高度経済成長期の自動車産業の拡大とともに、同社は大きく成長していった。

オイルシート ガスケット
伝統を守るだけでなく、「活かして変える」。
その選択が、今日のセキネシール工業を築いている。
現在は電気自動車分野への対応など、新たな素材開発にも力を注いでいる。時代の変化に応じて技術を磨き続ける姿勢は、創業以来変わらない。
人を育てることが、未来をつくる
関根社長が特に重視しているのが、人材の確保と育成である。
会社の未来を担う人材を、近隣地域に限らず全国に目を向けて探している。採用の先にあるのは移住だ。小川町へ移住した社員には、3年間にわたり月額15,000円の住宅補助を支給する制度を設けている。また、同社所有の旧社員寮をシェアハウスとして活用する構想もあるという。
社長自身が子育て世代であることもあり、若い世代への支援の重要性を強く意識している。男性の育児休業制度の導入などが評価され、Paternity(父性)× X(多様性・新しい働き方)を意味する「埼玉PX大賞」を受賞した。
▶ 令和6年度 埼玉PX大賞 受賞企業インタビュー動画【セキネシール工業株式会社(大賞)】
町とともに、発展する企業へ
関根社長は小川町生まれ、小川町育ち。
自動車部品メーカーや人材ベンチャー企業を経て家業を継承した。
後継者としての挑戦の姿勢は各所で注目され、インタビューからは、地元に根付いた製造業として雇用を生み出しながら、会社の発展と町の未来を重ねて考える若き経営者の覚悟が伝わってくる。
和紙の技術から始まり、エンジンの心臓部へ。
セキネシール工業の歩みは、小川町という土地に根ざしながら、時代とともに進化し続ける企業の姿そのものである。
関根さんの人柄や率直な思いは、ネットラジオ「おがわのね」でも聴くことができる。
▶ おがわのね(小川町にいる「あの人」の話を聴いてみるネットラジオ)

関根俊直さん セキネシール工業株式会社代表取締役社長。 1988年小川町生まれ、小川町育ち。自動車部品メーカー、
人材ベンチャー会社を経て小川町にある家業の会社を継承した。
2026年01月20日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの八田です。
2026年1月18日 穏やかな陽気のもと、ときがわ町の萩日吉神社で3年に一度の流鏑馬神事が執り行われました。
800年の歴史があるそうです。
いつか現地で流鏑馬をみてみたい!と思っていたわたし。小川町のお隣ときがわ町で行われているなんて☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
今回は「大人のための小川学セミナー」ということで小川町が参加者を募集。新年早々に応募して親子で参加させていただきました。
さらに特別だったのは、小川学セミナーならではの学びの時間が設けられていたことです。前・萩日吉神社流鏑馬神事保存会会長の伊藤さんから、神事の背景や歴史について直接お話を伺うことができました。
では、なぜ「ときがわ町の流鏑馬」に小川町が参加者を募って関わっているのでしょうか。(ここからは伊藤さんのお話ではありません)
萩日吉神社の流鏑馬は、源義仲(木曽義仲)の家臣であったとされる人々によって始められたと語り継がれています。義仲を祀る萩日吉神社に、流鏑馬を奉納したことが、その起源。
源義仲は、平安時代末期の源平合戦で活躍し、一時は京都を制圧したものの、宇治川の戦いで敗れ戦死した武将です。
伝説によれば、義仲の家臣であった7氏(7苗)が戦後に落ち延び、現在のときがわ町・明覚郷と、小川町・大河郷にたどり着いたとされています。
萩日吉神社の流鏑馬神事は、こうした大河郷と明覚郷に伝わる7氏の子孫の皆さんによって、今日まで大切に受け継がれてきた神事なのです。 ということで、先祖供養の儀式となります。(これ以上は歴史音痴の私には厳しいので、歴史に詳しいページにお譲りします。間違いがあったらごめんなさい)
このような歴史ある地域に暮らせること、そしてそれを学ぶ機会が「おがわ学」という形で提供されていることが、とっても嬉しい。ありがたい。そして、なによりそれを大事に守ってこられた地域の方を尊敬するとともに、守ってくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

2025年11月21日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの八田です。
いつももっと知って欲しい、たくさんの方に来て欲しいと思っているイベント
「北裏ストリートフェスティバル よこみちホップステップ」
とにかくやっていること・ひとがかわいい(中心メンバーたちは年齢が若いからか?イラストや写真が私好みだからか?)
地域の方のご協力無くしては成立しない、音楽あり、子どもの歓声ありの楽しいイベントです。移住者も主催者出展者にたくさんいます。
小川町の人々のあったかい気持ちが感じられることはまちがいない!
内容はこんな感じです↓ 主催者インスタグラムより
お久しぶりです!1年半ぶりの北裏フェス、開催します🍁なんと、今回はご近所の方々のご協力により新たな会場が3箇所追加、また実行委員にも新メンバーが加わり、皆さんに秋の裏通りを楽しんでもらえるように準備を進めています。
・
現時点の出店内容と出店者をご紹介します!食べもの・飲みもの・お洋服・木工・音楽…長〜い会場の中のあちこちにいろいろなエリアが出現する予定なので、ぜひ歩いてみて、お気に入りの場所で楽しんでいっていただけたら嬉しいです☺️
🌮裏通りで味わうフード・ドリンク
・ソーセージなど(デリカテッセンアーチャン @a_chandeli8686)
・生ビール(Chug (チャグ) @chug_ogawa )
・ドリンク各種(青と槻 @ao_to_tsuki__ )
・天然酵母パン (白根屋 @shirane_ya )
・ポルトガルサンド(SOLARENGO @solarengo.351 )
・チャーシュー、ラスク(薬膳アドバイザー @akane_yakuzen )
・お茶と焼き菓子(おでん @oden_ogawamachi /BookCafeナワール @nahual.bookcafe )
・キューバサンド(shushupopo @shushupopo_misaki )
ーー
🛠️思い出に残るワークショップ
・古材ワークショップ/松ぼっくりツリーづくり(TSURUTA @tsuruya111_1 )
・レディース服、子ども服(Fuku日和 )
・地域電力(おでん/BookCafeナワール)
・制作物展示・販売(矢巻製作所 @yamaki_workroom )
・いどう絵本基地ワークショップ(小川町コミナス @ogawa_cn)
・北裏St.バッグづくり (北裏St.本部)
・北裏珍獣(アニマル)スタンプラリー (北裏St.本部)
ーー
🎸歌って踊って通りに響く音楽ライブ
・ライブガレージ
・ランチ広場
・ヒキギンコウ @hikiginko の3箇所に!
ーー
👕その他、オリジナルグッズの販売、北裏コーヒー、スタンプラリーなど本部出店もあります!

2025年10月23日 投稿者:八田さと子
町屋再生の先にある循環型社会「古材と循環」
小川町移住サポートセンターは、移住希望者への情報提供や支援と並行して、小川町停車場通り商店会と協働し「空き店舗未来会議」(注1)のメンバーとして町内の空き家や空き店舗の活用にも取り組んでいます。今回は、空き店舗の活用事例について報告させていただきます。
今回ご紹介するのは、元紳士服店だった旧つるやさん(この後は「つるや」と記述)の事例です。良い出会いがあり、紳士服店はアンティーク古材(貴重な古い材木や建具など)を販売するお店に生まれ変わりました。
つるやがあるのは、旧国道254号と呼ばれる道沿い。川越から秩父市へと続く道の一部で、古くは多くのお店が並び小川町の商業の中心地として賑やかだった通りです。今は閉まっているお店も多いのですが、移住サポートセンターや空き店舗未来会議の活動を通して徐々に関心を呼び、空き店舗活用への動きも起こっています。
空き店舗が活用されるには、いくつもの大切な要素がありますが、一番大切なのは、使って欲しいと思う家主さんと、借りたいと思う借り主が出会うこと。そしてその想いを双方が共有した上で建物が活用されること。つるやもこの空き店舗未来会議の活動から物件化。そして新生つるや(TSURUYA)になりました。
その経緯を、TSURUYAさん(話者表記部分はTSURUYAとし、敬称は略します)と空き店舗未来会議メンバーへのインタビューをもとに佐藤がレポートします。
佐藤(小川町移住サポートセンター):つるやの活用に至るまでを教えてください
TSURUYA:お借りするに至ったきっかけは空き店舗未来会議の活動でした。
未来会議:空き店舗をリストアップする中で出てきた物件の一つがつるやです。旧国道254号の商店街エリアに住むメンバーが区長(自治会長)さんに昔の周辺の様子などを教えていただく中で、つるやを含むいくつかの空き店舗の持ち主をご紹介いただけることになったんです。その後、持ち主からも貸しても良いという了承を得ることができ、活用に向けて話が進んでいきました。内覧会も開催できることに。
佐藤:次は、利用したい人を見つける段階になりますが、どんなプロセスや工夫があったのでしょうか?
未来会議:つるやのオーナーから貸しても良いとのご返答をいただき、どんな使い方が出来そうかを話し合う「空き店舗ビジョン会議」を開催しました。オーナーや近所の店の方にもご参加いただき、地域としてのニーズも伺いました。近隣の高齢者向けの食料品店が欲しいなどの意見もいただきました。
佐藤:ビジョン会議を経て活用する方を募集されたんですね。
未来会議:募集の段階でオーナーからの条件、地域のニーズについても掲載しました。
オーナーさんの要望としてはどんな業態でもよいけど、改修は自費でして欲しいとのことでした。雨漏りもあり、DIYではそれなりの経験がある方でないと難しい物件でもありました。
佐藤:さて、一方で、見学会を経て借り手となったTSURUYAさんについて伺って行きたいと思います。TSURUYAさんは、DIYの経験や建築の知識はどのように身に付けられたのですか?
TSURUYA:もともと建築への興味が強く、建設コンサルタントの仕事に就いていました。10年ほど前からは古い家のリノベーションにも携わっていて、東京都福生市に残る旧米軍ハウスをリリノベーションして、貸し出すことを始めました。
佐藤:小川町とのご縁は?
TSURUYA:先祖が住んでいたご縁があり、移住しました。
佐藤:TSURUYAさんと小川町の古い建物との出会いについて教えてください。
TSURUYA:小川町の中心部に位置する旧国道沿いの町並みに目を向けてみると、そこには町屋と呼ばれる歴史的文化的な価値の高い建物がずらっと並んでいることに気付いたんです。しかも、これらの商店のいくつもが看板建築(注2)だと分かりときめいてしまったんです。看板建築は、もともとの建物の道側に店舗の拡張部分を付け足した形になっているのですが、その部分を取り除くと昔ながらの町屋建築(注3)が現れます。そのことを想像するだけで、まるでディズニーランドにいるのではと思うほどワクワクしたのを覚えています。
佐藤:私は、営業していない商店や住宅に変わってしまっている通りを見て、単純に寂しい気持ちをいだいていました。TSURUYAさんが目をきらきらさせてお話しくださってびっくりしています。視点を変えたら物の価値が違って見えるのだなと新鮮な驚きを覚えました。
佐藤:さて、つるやは古材ショップですが、古材の活用に至った経緯を教えてください。
TSURUYA:福生市の旧米軍ハウスの活用に関わる中で、家主さんが取り壊しを選ばれることも多いんです。そこで出る材は、リノベーションの際に使えるであろう貴重な材でした。それが廃材として捨てられていくのはもったいないということで、古材の再利用にも取り組むようになりました。そうこうしていくと回収した古材の在庫が増えていき、倉庫もいっぱいに。なんとか材を有効活用できる場所、使ってくれる人に出会う機会はないかと考えていた時につるやの話を聞き、見学会に参加したんです。貴重な町屋建築であり、広い空間を確保できることから、ここで古材を展示販売しようと決めたんです。
佐藤:お店として利用するには改修が伴ったと思いますが、どのようにされたのですか?
TSURUYA:内装など改修の一部を自分や知り合いたちで進めました。自分たちではできない部分はプロに任せるという方法です。これによって、経費を抑えながら改修を進めることができました。ちなみに、改修には、町からの補助金(注4)70万円もいただいてトイレやキッチンなど水回りの改修をしました。その他、家賃の一部にも補助金を活用させてもらっています。
佐藤:日本ではあまり古材利用が活発とは聞きませんが、最近は変わったのですか?
TSURUYA:家を解体した時に出る古材は、以前は骨董として価値のある高価なものだけが出回っていました。使えるものでも多くが廃棄されてきたんです。古材の利用に変化が見られるようになったのはこの10年ほどです。古い家を改修しておしゃれに暮らすことが人気になったのが大きいと思います。それに加え、改修の一部を日曜大工的に自分ですることも一般的になってきましたよね。さらに、ヤフーオークションやメルカリなど、中古品を手軽に手にいれることができる環境も整ってきました。そういうことも古材利用の後押しになっていると思います。
佐藤:古材はどこで手に入れるのですか?
TSURUYA:私が販売する古材のほとんどは、小川町で入手したものです。その背景には、小川町が第2次世界大戦の戦火の影響を受けていなことがあります。町屋建築が残っていることと合わせて、古材の利用に関してもいろいろと巡り合わせが良かったのかもしれません。
佐藤:なるほど。小川町は一からの再開発がなかったからこその街並みであり、古材の存続なんですね。今後の古材循環に関するビジョンがあれば教えてください。
TSURUYA:解体される予定のある物件について、移住サポートセンターに連絡が来るような仕組みができれば、よりスムーズに古材を活用できると思っています。
佐藤:なるほど。メインのサービスとしてはお知らせしていませんが、解体業者さんを紹介することも実際にありました。オーナーさんは解体するしかないと思っていても、それに価値を感じる方もいて、そこをマッチングできたらとも思っています。解体を考えざるを得ない建物でもやっぱり親族のもので、ひょっとしたらオーナーさんにも思い出があって、できれば解体はしたくないという方もいらっしゃいます。
TSURUYA:そう。思い出や歴史が建物にはあるんですよね。だから、僕は回収した古材や建具の一つ一つがどこから来たのか、どんな店や人のものだったのかなど、ストーリーも伝えるようにしているんです。「使ってもらってうれしい」と元の持ち主に言ってもらえるのがやりがいでもあります。
佐藤:ストーリーがわかる古材、素敵ですね。リノベーションで綺麗になるだけでなく、地域の歴史や材のオーナーさんの思い出もまとう、そんな厚みのある空間になる気がします。
佐藤:今後のTSURUYAさんの目指すところや地域との関わりなどイメージがあれば教えてください。
TSURUYA:店の大きなテーマは、「古材と循環」です。循環は古材だけでなく、もう少し広い物を含めようと思っています。例えば、古着を扱うことや、お店で飲むコーヒーのかすの利用、そして農家さんから来るB級野菜などの販売などもして、循環の輪を感じられる店にしたいですね。
佐藤:資源と関係性の循環を象徴する小川町の有機農業とも親和性が高そうですね。
TSURUYA:そうですね。小川町は有機農業に関心を持って移住して来られた方も多いですよね。そういう方々には、建物、材の循環にも興味を持ってもらえそうじゃないですか。そして、ある意味、家や店を持つって、さらにこのまちに根を張ることになるわけです。つるやは古材を通じてDIYを相談する場にもなりますから、小川町に少し深く関わりたい人の集まる場になると思います。古材を中心にした大人のクラブハウスのような場所になったらいいですね。先ほど申し上げたとおり、つるやをはじめ小川町中心部には、歴史的な商店建築の町家が多数残っています。昔の町並みを現代風に再生して、新たににぎわいをつくりだせたらいいなと思っています。
佐藤:古材の売買にとどまらない、素敵な場になっていきそうですね。
(注1)空き店舗未来会議:小川町駅前周辺の商店で作る「停車場通り商店会」の下で、空き店舗の発掘と活用に取り組むグループ。商店会会員の他、地域おこし協力隊も運営メンバー。埼玉県や小川町役場、商工会などもサポートしている。
(注2)看板建築:昭和初期に登場した建築様式で、建物の正面を装飾して看板のように立ち上げていることからこの名前になっている。小川町の例では、古い町屋建築の通り側にこのような装飾部分を付け足した形になっている。
(注3)町屋建築:全国に様々な様式の町屋建築があり、定義は難しいが、ここではまちなかの主に商業に携わる世帯の店舗兼住宅のこと。道に面した間口の部分は幅が狭く、奥行きが長い、いわゆる「うなぎの寝床」状の建物。道に面した部分はお店になっていて、奥に行くと一部が住居になってるのが一つの形。小川町では、旧国道沿いに町屋建築が多い。
(注4)補助金:空き店舗等利活用事業・小川町起業創業等支援補助金。空き店舗の改修を支援する補助金で、令和7年度から改修費補助が最大100万円になった。「小川町空き店舗補助金」で検索。小川町役場にぎわい創出課が窓口。

2025年09月18日 投稿者:八田さと子
📢 寄居町×小川町 合同移住ツアー 再告知! 🚃✨
3月に開催した移住ツアーは大好評!
参加者のみなさんからは、
「自然と人の温かさに触れられた」「また訪れたい」
といった声がたくさん届きました。
その雰囲気を少しだけ写真でご紹介します📸
(ここに前回の写真を掲載)
そしていよいよ、**9月27日(土)**に秋編が開催されます!
今回はなんと…
\引退間近のJR八高線キハ110系に乗れるラストチャンス/
レトロな列車に揺られながら、寄居町と小川町の里山を歩き、
のんびりランチ交流や移住相談もできる贅沢な一日。
自然と歴史が息づくまちの魅力を、ぜひ体感してみませんか?
【日程】9月27日(土)10:00~17:00頃
【集合】寄居駅南口「Yotteco」
【定員】20名(先着)
【参加費】1,500円+電車代
🌿 寄居町・小川町への移住に関心がある方
🌿 自然やオーガニックが好きな方
🌿 田舎暮らしを体験してみたい方
大歓迎です!
👉 詳細・申込みはこちら
https://forms.gle/kmZUZw8ie1yefPMA8
#小川町 #寄居町 #移住体験 #田舎暮らし #オーガニックライフ
#埼玉移住 #八高線 #キハ110系 #ローカル線旅 #移住ツアー

2025年08月16日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの八田です。

2025年05月31日 投稿者:八田さと子
こんにちは、地域おこし協力隊二之宮です。
今回は出張移住相談のお知らせです!
6/14(土)、秩父市と小川町が「ふるさと回帰支援センター」(有楽町)にやってきます✨
🎉【秩父市】
・伝統の祭りとアニメの聖地
・三峯神社、ウィスキー蒸留所など観光名所も充実!
🏡【小川町】
・有機農業や手漉き和紙のある暮らし
・“武蔵野の小京都”と呼ばれる歴史ある町並み
・地酒や地ビール、ワイン等のお酒も魅力◎
移住を考え始めたばかりの方も、お気軽にご相談ください🌿
地域の担当者が、リアルな暮らしや仕事・住まいの情報をお伝えします!
🗓 日程:6月14日(土)
📍 会場:ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)
📌詳細・予約は「住むなら埼玉 移住サポートセンター」まで
📞 TEL:090-1559-4781
📧 E-mail:saitama@furusatokaiki.net
#小川町 #秩父市 #埼玉移住 #田舎暮らし #移住相談会 #ふるさと回帰支援センター #有楽町 #地域おこし協力隊 #自然と暮らす #小川町移住 #秩父暮らし #埼玉ライフ #祭りの町 #アニメの聖地 #有機農業 #手漉き和紙 #日本酒のある暮らし

2024年12月20日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの八田です。
小川町はこれまでも小川町停車場通り商店会を中心にエリアの大家さん、商工会、役場など様々な方が関わり、空き店舗の活用、物件化に挑戦してきました。今回は3年余りの活動のプチまとめであり、この先の活動の基点となるようなイベントを実行委員会のみんなと企画しました。寒い時期ですが、小川町のホットな人々とまちを創る楽しさを体感しに来てください。
『空き店舗未来シンポジウム』
大家さん&新規出店希望者&まちづくりに関心のある方へ
小川町で物件活用を一緒に学んでみよう!
●開催日
2024年1月18日(土)
午前10時00分から午後18時00分まで
※雨天開催、ただし荒天の場合は中止
<1部:講演〜リノベまちづくりを知ろう!〜>
10:00~12:00
ゲスト:荒木牧人
川越で空き家・空き店舗・遊休不動産のリノベーションによるまちづくりで活躍する建築家によるレクチャー!
<2部:まち歩き/WS〜小川町のリノベ建築〜>
13:00~16:10
定員:30名
小川町内で3つの特徴的なリノベーション物件を巡り、小川町の未来の町の姿を一緒に考えよう!
<交流会>
16:10~18:00
ドリンクとスナックを用意しています。
●メイン会場
コワーキングロビーNESTo
(埼玉県比企郡小川町大塚7−4)
●参加費
1部・2部 1000円(先着30名)
1部のみ 500円
交流会 1000円(ドリンク&スナック)
お弁当(昼食)1000円
※申し込み時にご選択ください。
●申し込み
下記申し込みフォームよりお申し込みください。
※定員になり次第締め切ります。
https://forms.gle/XoQ4rShd4tV96th2A
******企画への想いと詳細**********
●建物をどうやって未来に届ける?
新規出店者が増えてきた小川町。その多くは既存の建物、築70年以上の歴史ある建物を改修する方も珍しくありません。
<今回のシンポジウムのねらい!>
To 大家さん:貸すことによって町がどう変わるのか?活性化するのか?大家さんが改修費を負担しない方法などを知っていただきたいと思っています。
To 新規出店者:改修方法の選択肢を「専門家依頼型」、「ファン参加型」、「DIY型」の3種類に分けてコストやメリットを徹底比較。現地でリノベ実践者たちとの交流も!
まとめのグループワークでは「建物をどう未来に届けるか」をテーマにそれぞれの視点からの意見を交換。町内外、小川育ち&移住者がまぜこぜになり、まちの未来を語ります。
●1日の流れ
<1部>10:00~12:00
・オープニング:町の現状について紹介します。
・講演:ゲストの実践する話を聞いていきます!
<ランチ>
わらしべさんのお弁当を用意しています!
<2部>13:00~16:10
・まち歩き:まち歩きをしながら、3つのリノベ物件を巡ります。
・グループワーク:みんなと感想を共有して、町の未来についてゲストらと一緒に楽しく話そう!
<交流会>16:10~18:00
参加者同士で交流会!新たな出会いもあるかも!ドリンクとスナックを用意しています。
●ゲスト紹介
荒木牧人さん(株式会社80%代表取締役/maao代表)
1974年埼玉県ふじみ野市生まれの一級建築士で4児の父。建設会社や設計事務所勤務を経て、2013年に荒木牧人建築設計事務所(現:maao)設立。2016年、異業種仲間と設立した株式会社80%では、川越を拠点に「すずのや」などのある「旧大工町長屋」を皮切りに、小規模エリアを中心に場の企画・運営を展開。2023年には事務所をふじみ野市の「蔵」に移転し、郊外エリアでのリノベーションや水辺活動にも取り組む。
●お店紹介
・おがわ食堂[専門家依頼型]
小川町駅前にオープンした生パスタと自然派ワインのお店。東京からUターンした店主が、お祖母様の美容室を改築した店舗でイタリアンを提供。地元出身者による新しい事業の展開と、店舗設計は設計事務所を主宰している同級生が手掛けたという温かいつながりが特徴です。
・有機野菜食堂わらしべ[ファン参加型]
歴史的建物「玉成舎」の中にあります。地元の有機農産物を使ったオーガニックパスタや国産小麦の天然酵母パンを提供。「玉成舎」は2018年に町の人々やNPO、設計事務所などの協力で、伝統的な技法で建物が再生されました。2019年に埼玉県の空き店舗ゼロリノベーションコンペで最優秀賞を受賞しました。
・古材・循環&リノベーション ツルヤ[DIY型]
「空き店舗未来会議」の活動の中で地域の方の協力もあり発掘された元メンズショップ。23年の内覧会に参加した方が物件を賃貸。建築・大工の専門メンバーと、大学の研究室も加わったDIY型改修。近隣から発掘された古材やアンティークの販売、古材を使ったDIY・リメイクのお手伝い。古材循環の拠点を目指します。
●主催
小川町SDGsまち×ひとプロジェクト 空き店舗未来シンポジウム実行委員会
●お問い合わせ
akitenpo.symposium@gmail.com(代表者メールアドレス)
2024年12月17日 投稿者:八田さと子
むすびめの八田です。
また一つ素敵な空間が小川町に誕生しました。 shop&gallery「白白 / shirajira」 北裏通りの三姉妹のお隣にあります。(小川町大塚124−2) 「様々な背景や物語をもつ作品や商品を展示、また作品にまつわる企画を同時に開催することで、「感じる、そして知る」機会を、白白という場所でお届けします。」 とショップカードにあるように、杮落としのイベントとしてアフガニスタンにまつわるトークイベント「絨毯とサフランからアフガニスタンを知る夜」が開催されました。
サフランティーをいただきながらアフガニスタンの女性の自立と農業者を支援する、在日のアフガニスタン人のバブリさんのお話をうかがいました。 寒暖の差からレーズンなどのドライフルーツがとても甘くて美味しい!アフガニスタン。しかし気候変動の影響を大きく受け、国民の8割を占める農業者は危機的状況にあるそうです。国際機関の支援も入っていたそうですが、政治的理由で撤退も。民間による継続的な支援も大事なことがよくわかりました。→ドライフツーつは我家のお年賀となりました。
そして絨毯が心地よく美しい! 幼い頃から自国の女性の地位や扱われ方に疑問を持っていたバブリさん。政治的な影響で女性が学び、職を得て自立することが難しい環境になってしまった今、絨毯の仕事で自立を支援をしています。白白にはたくさんの美しい絨毯が展示販売されています。 イベントには町内外からたくさんの方が集まっていました。
偶然にもむすびめでお目にかかった町外のお客様が隣席に。スモリバで12/15のイベントをチェックしてくださり、まちぶんさんのまち歩き→白白のイベントとハシゴをしてくださったそう。(感激!)小川町は地域の魅力を伝えるイベントや社会課題を解決するために行動する、それをイベントにする方もたくさんいて・・・ お客様もこういう取り組みや雰囲気を気に入ってくださったようで、嬉しかったです。
12月は白白さんはafghan saffron & gena kuwanのpop-up storeを開催中です。 詳細は白白さんのインスタグラムをご確認ください。https://www.instagram.com/p/DDE3YvlP6Mq/
# 小川町 #アフガニスタン #ドライフルーツ #フェアトレード

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