小川町移住サポートセンター

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手漉き和紙や酒造のふるさとであり、有機農業の草分けの地でもある小川町。
都心から電車で約1時間。豊かな自然と多様性あふれるコミニティ。
そんな小川町の移住情報をお届けします。


小川町の魅力

Ogawa Spirit

まちの記憶を受け継ぎながら暮らしていくことを、私たちは「住み継ぐスタイル」と名づけました。
このページでは小川の家をふるさととして育った人(物件オーナー)と、
その家を未来のふるさとにしていく(移住者)のエピソードを紹介します。

笠間洋右さん・俊宏さん
(カサマ・エステート)

山下嘉彦さん・由美子さん
(有機野菜食堂「わらしべ」)

柳敏郎さん
(小川不動産)

赤堀敬祐さん・香弥さん
(だいこんや農園)

田中克彦さん・照子さん
(小川町創り文化プロジェクト)

小林友宜さん・村山日代妃さん
(フローリスト・庭師)

加藤久典さん

湯浅学さん
(音楽評論家)


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「本当の豊かさって何だろう:キルギスで、小川町で」:里見 遥さん

2026年02月14日 投稿者:八田さと子

★★小川町民の多様性を見渡してみるシリーズ★★
「本当の豊かさって何だろう:キルギスで、小川町で」:里見 遥さん

 

スタッフの佐藤です。小川町に住む人たちの多様性をご紹介する記事を書いていこうと思っています。今日ご紹介するのは里見遥(さとみはるか)さんです。

小川町で生まれ育った里見さんは、産婦人科病院の調理師さん。今20代最後の時期を生まれ故郷で過ごされています。学齢期には近隣の学校に通って暮らしていた里見さんですが、子どもの頃から海外への興味が強く、20代中頃を青年海外協力隊として中央アジアの国キルギス共和国で過ごされました。そんな里見さんにとっての小川町のこと、キルギスへ行くまでのけっこうドラマチックな準備期間のこと、現地での経験、そしてどんな気付きや学びがあってこれからどんな道を進もうとされているのかをお聞きしました。本当の豊かさって何なのか。そんなことを考えさせられるインタビューでした。

 

小川町移住サポートセンター(以下サポセン):里見さんにとって小川町はどんなところですか?

 

里見:私のふるさとであり、都会から離れていて自然の豊かな町ですね。私の家もどちらかというと自然に近い場所にあるので、子どもの時からそんな環境で暮らしています。私が生まれるずいぶん前に、両親が小川町に引っ越してきたんです。

 

サポセン:東京などに憧れることはありませんか。

 

里見:東京は仕事をする場所ですね。「働かなきゃ」って思わされて、いつもせかせかしている感じがします。その点、小川町はゆったりした時間が流れていて、ここは生活する場所だなと感じます。それから、小川町は人と土の距離がすごく近いですよね。四季を感じられるのも好きです。例えば山菜とか野草とかを取ってお料理したりもできます。姪っ子とよもぎ団子を作ったりしますよ。その辺に生えてるものだけで生活できるんじゃないかと思うくらい豊かです。近所の方がお野菜を玄関先に置いて行ってくれたりとかもありますしね。その点、東京は人と土がすごく離れていて、ずいぶん違うと感じます。

 

小川町大好きな里見さんですが、実は子どもの頃から海外への興味がとても強く、高校の時にはニュージーランドへ、短大在学中には短期でカナダへ行かれたそう。そしてその後、青年海外協力隊へ。青年海外協力隊は、経済発展途上の国の支援のために日本人青年が派遣される日本政府による事業です。

 

サポセン:青年海外協力隊に行くというのは、なかなか勇気のいる選択ですね。どんな経緯があったんですか。

 

里見:ニュージーランドやカナダでの異文化体験にものすごくワクワクしたので、短大の時にもう少し長期で留学したいなと思ったんです。両親との話し合いの中で、漠然とした留学ではなく何か目的を持って海外に行った方が得るものが大きいということになり、青年海外協力隊の説明会に行ってみました。そこでのお話がとても魅力的で、協力隊として活動したいと思うようになりました。父親が協力隊のOBなので、父の経験したことに興味があったのも一つの理由でした。

 

サポセン:どんな職種での派遣を考えていましたか。

 

里見:あまり手に職が無くても行ける青少年活動のような分野もありましたが、短大で調理師免許を取っていましたし、ホテルのレストランなどで研修した経験があったので、その分野を目指そうと思いました。3年の実務経験があれば応募できるとのことでした。海運業の船舶で働いていた兄から「船にも厨房があるよ」と聞き、それならばと海上自衛隊の船上で働くことを思いつきました。

 

なんとも行動的な里見さん。思いついたとおり海上自衛隊に応募し、半年間の訓練の後、希望が通るとは限らない配属時に運良く調理部門に配属され、3年間船上での調理の実務を積まれました。ちょどコロナウィルスの広まった期間とも重なった数年間。一時期は、感染の広がってしまった客船での支援活動も経験されました。世間からは批判の声が強かった同客船の船内で、お客さん達が乗組員を励ます姿などに接して、心が温かくなる経験をされたそうです。3年の海上自衛隊勤務を終えて、いよいよ青年海外協力隊に応募しました。いくつかの調理系隊員の派遣先の中から、一番珍しそうな国だったキルギス共和国を選んだそうです。

 

サポセン:キルギスは、どんな国ですか?

 

里見:中央アジアのシルクロード沿いにある山の多い国で、人口は700万人くらい、広さは日本の半分くらいです。言葉はキルギス語とロシア語で、日本語とはずいぶん違うのですが、見た感じが日本人と似ている人もとてもたくさんいて、キルギス人と日本人は同じルーツから別々の場所に移っていったという言い伝えもあるくらいなんです。

 

サポセン:そうなんですね。いろいろな異文化体験もあったかと思いますが、何か一つ教えていただけますか。

 

里見:キルギスには、人々が一緒にお茶を飲む習慣があるんです。1日に多いと5回とか6回くらいお茶をします。職場でも同僚たちとお茶をすることがよくあり、仕事が予定通りには進まなくて困ったことがけっこうありました。でもその分、同僚とはよく知り合えましたし、人のつながりが大切にされていて豊かだなと感じました。

 

そんなキルギスで、里見さんは職業訓練校に配属され、日本食を中心に調理の指導をされました。調理師としての経験が浅いと思っていたので自信がない面もあったそうですが、普通の日本食を習いたいという需要に気付いてからは、せいいっぱい活動できたそうです。さらに、「教える」だけでなく「現地の先生や生徒たちを巻き込む」という姿勢に転換してからは、みんなの満足度が上がったとのこと。お茶の時間でなかなか仕事が進まないという異文化体験もしつつ、いろいろなことを学んだ2年間だったと言います。そんな学びについて聞いてみました。

 

里見:いろいろと学びがありました。一つは、人に優しく接することについてです。キルギス語のあいさつ程度しかできない状態で赴任しましたが、現地の人たちは言葉のできない人にも寛容で、私にとても優しく接してくれました。その経験があるので、今働いている産婦人科病院に来られる日本語のうまく話せない方たちにも、自然に優しく接することができています。人は優しくされると今度は自分が人に優しくできるということを身をもって知りました。

 

サポセン:そうですか。素敵な学びですね。

 

里見:もう一つ学んだのは、人とのコミュニケーションの大切さと心の余裕、そして豊かさについてです。キルギスは、一人当たりの経済規模は日本の10分の1以下でとても貧しいのですが、さっきお話したお茶の文化にも表れているように、人と人とのコミュニケーションをとても大切にする国です。そして助け合いが自然に行われています。日本は何でも時間どおりだし、効率もものすごく良いし、お金でたいていのことは解決できるけれど、その反面というのかそれが原因でというのか、心の余裕が無くなっているように見えますね。人と人のつながりや自然な助け合いもずっと少ないように思います。本当の豊かさとか発展ってなんだろうとよく考えます。

 

サポセン:これもまた、とても大切な経験でしたね。とてもワクワクする、そして深く考えさせられるお話をありがとうございました。

 

里見さんは、小川町でもキルギスのことを知ってもらおうとキルギス料理を提供するイベントなども開催して来られました。そしてなんとこの春に再びキルギスへ行かれます。とても優しく接してくれたキルギスの人たちの喜びに貢献したとの思いで、日本人観光客を迎える現地の会社でお仕事をされることになったそうです。もう一度、じっくりとキルギスの方たちと生活を共にされ、きっといろいろな経験をされることでしょう。いつか小川町に戻られたり、訪れたりされる時には、またお話をお聞きできたらと思います。お元気でご活躍ください。

 

キルギスの人たちのコミュニケーションや助け合いのことをお聞きして、そして里見さんが一番最初に語ってくれた小川町と東京の比較からも、本当の豊かさって何なのか考えさせられます。小川町には豊かな自然とゆったりとした時間の流れが有り、人と人の距離も近くてちょっとキルギスに似た雰囲気もあるかもしれません。そして小川町のもう一つの豊かさは、人の多様性にあると思います。様々な年代の、様々な経験をして来られた方、そして様々な暮らし方をしている人たちが住んでいる。この多様性と、その多様な人たちを抱擁する懐の大きさが、小川町をとても魅力的な場所にしています。小川町を訪ねて来られる人たちが多様性豊かな町民たちと出会い、自然の豊かさや都会へのアクセスの良さなどにも惹かれて、ご自分も移住して来られるという、そんな流れも少しずつできているようです。あなたも、そんな小川町に一度足を運んでみませんか。
(小川町移住サポートセンター佐藤)


\理想の農ある暮らしと出会える!/ 埼玉ではじめる、農ある暮らしのマッチング交流会開催のお知らせ

2026年02月05日 投稿者:八田さと子

 

\理想の農ある暮らしと出会える!/

埼玉ではじめる、農ある暮らしのマッチング交流会が2月15日(日)に小川町(NESTo)で開催されます。

 

農ある暮らしの実践者(八田もその一人として参加予定です)との出会いを通じて、農ある暮らしへ一歩を踏み出しませんか?

 

このイベントは移住雑誌TURNSさんの埼玉大好き!Sさんが企画、運営。

ということで、小川町に限らず、埼玉全域から多様かつ多世代な農ある暮らしの実践者が集まり、話をしてくださる予定です。

 

さらに、「美味しいおやつ付き」とあるように、小川町に移住されたkuuおやつさんのスイーツが登場予定!小川町の素材を味わいつつ、のんびり交流しましょう。

 

詳細はこちらから↓
https://turns.jp/134636https://turns.jp/134636


【金勝山ハイキングツアーのお知らせ】

2026年01月31日 投稿者:八田さと子

 

町内の方も、町外の方も。
自然の中で、つながる1日に。

小川町の里山・金勝山を歩きながら、
景色と会話を楽しむ、ゆったりとしたハイキングと交流の時間です。

山頂を目指すための登山ではなく、
この町の「日常の延長」にある里山を歩きます。
お昼は、分校カフェ MOZARTさんのお弁当を囲んで、
自然の中で、肩ひじ張らない交流会を。

町内の方には、木こりクラブの皆様の力で取り戻した眺望を堪能してもらい、町外の方には「小川町って、どんな町なんだろう」
「暮らすって、実際どうなんだろう」
そんなことも、歩きながら、食べながら、気軽に話せたらと思っています。

そして今回のイベントは、
私が小川町の地域おこし協力隊として関わる最後のイベントになります。
これまで関わってくださった方も、はじめましての方も、
この町の空気を一緒に味わう時間になればうれしいです。

【開催日】
2026年3月21日(土)9:30〜15:00

【集合】
東武竹沢駅(ロータリー側)

【参加費】
1,500円(お弁当代・保険代込み)

【内容】
金勝山ハイキング/昼食・交流会

【申込み】
QRコード または
0493-81-5331(二之宮)まで

※小雨決行・荒天中止


自治会の新年会を楽しみました!

2026年01月28日 投稿者:八田さと子

移住サポートセンタースタッフの佐藤です。久し振りに自治会のお話を・・・。

少し書き遅れてしまいましたが、1月初旬のこと。1月と言えば新年会のシーズンですね。小川町内の各自治会でも、新春を迎える会が様々な形で行われます。私が自治会長をしている地区では、50人ほどが集まり、おしゃべりやくじ引き、ビンゴゲームなどを楽しみました。メインは、少し豪華目のお弁当と軽くお酒もいただきながらのおしゃべりタイム。隣近所の方だけでなく、普段顔を合わす機会の少ない人達とも席が近くなっておしゃべりしたり・・・。

別の町でのことですが、私が子どもの頃には隣近所のお付き合いが最近よりもずっと濃かったように思います。社会の仕組みも経済の仕組みも随分と変化して、最近は個人や各家庭で個別に過ごすことが多くなりましたよね。自分の車で自由に移動できるし、買い物ならインターネットでもできます。通勤でほとんど地元に居ないとか、子どもさんの塾や習い事の送り迎えが忙しくて、ご近所付き合いに時間が取れないということもあるかもしれません。便利さや選択肢の豊かさは保ちつつ、ご近所の交流ももう少し増やせたらいいなと思いながら、自治会を運営している今日この頃です。


八高線界隈創業セミナーで移住の話も

2026年01月27日 投稿者:八田さと子

むすびめの八田です。
小川町は東武東上線だけでなく、八高線も通っており、高崎や八王子にも電車で繋がっています。
今回は八高線界隈創業セミナーで比企郡+αの自治体が小川町にあつまり、合同で創業セミナーを開催します。
プログラムに「移住支援紹介」も組み込まれていて、小川町は空き店舗活用の動きも活発、ということで移住サポートセンターも登壇させていただくことになりました。
在住の方も、すでに創業されている方も参加できますので、
小川町、そして八高線沿線界隈での出店、創業、まちのにぎわいづくりに関心のある方はぜひご参加ください。
小川町商工会の記事をシェアさせていただきます。
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