2016年11月10日 投稿者:八田さと子
すっかり秋も深まり肌寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、皆さん、イタビ、という言葉を聞いたことはありますか?
漢字で「板碑」と書きます。
江戸時代より前、中世に製作されていた石の供養塔、石碑のことを言います。
現代でもお墓に行くと、文字が書かれた細長い木の板を見ますが、その石バージョン。
じつは小川町はその板碑をつくる加工場がなんと19も発見されている、歴史的に貴重な地域でもあるのです。
http://www.town.ogawa.saitama.jp/0000000673.html
青石と呼ばれる緑泥片岩を切り出す産出地であると同時に、加工場として盛んだったと考えられており、ここから関東一帯に運ばれた数は、約5万基と言われています。
皆さんの田舎で梵字の刻まれた石碑を見ることがあれば、もしかしたらそれは小川町でむかし加工されて運ばれたものかもしれません。
一度そういったインプットがあると、面白いものでレーダーでも備わるのでしょうか。よく通る道に意外と板碑があったりして、何気ない風景に時間の奥行きを感じたりします。
そんなレーダーを備えるチャンス?です。板碑や石の加工に使用する道具などの展示、遺跡をめぐるハイキングが今週末12日と13日に催されます(ハイキングは13日のみ)。
参加を希望される方は下記宛に電話でお申し込みください。9日まで!
小川町役場の生涯学習課生涯学習グループ
0493-72-1221
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