2016年06月17日 投稿者:谷口西欧
少し前に障子紙を貼り替えました。
自分で貼り替えたこともあって、
日が昇るとついニンマリ眺めてしまう。
障子紙は近所の、「久保昌太朗和紙工房」で購入。
最近は原料の楮も輸入が多いそうだが、地元小川町産の楮(コウゾ)を
100%使用してつくられた和紙があると聞いて、急いで買いに行った。
よく目にする無地の和紙は、
楮の外側の黒い皮を剥いで使用するのだが、
黒皮も一緒に漉き込むことで、このような模様が生まれるのだそう。
これがなんだか宇宙みたいで、気に入っている。
障子の右上をみるとツギハギになっている。
うっかり貼る途中に穴を空けてしまったためだ。
隣のときがわ町に工房を構える「たにの」で
紙漉き体験に参加したときにつくったもので、
季節の花や葉をあいだに挟むことができる。
これはちょうど庭で満開に咲いていた
椿の花を一輪摘んで、ぱらぱらと散らしている。
小川町とその周辺地域は、和紙の歴史が1300年あって、
正倉院に「武蔵紙」として記録が残っているほど、
長く伝統工芸の技をいまに受け継ぐ町でもある。
忙しい時期を外せば、どちらの工房でも
体験の受け入れを行っている。
興味ある方はこちらから。
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