カテゴリー:DIY
2024年09月26日 投稿者:八田さと子
小川町には、味わいある中古住宅が数多く残っています。
古き良き佇まいを生かしながら、自分たちの手で住まいを整えていく――。そんな選択をする移住者も少なくありません。
リフォームというと、すべてをプロに任せるイメージがあるかもしれません。もちろん、専門的な工事が必要な部分もあります。しかし、自分でできるところはDIY(日曜大工)で挑戦してみる。その過程そのものが、家への愛着を育ててくれます。
今回は、地域の木材を生かした建築を手がける建築家・福田義房さんに、DIYリフォームの魅力を伺いました。
福田さんが特におすすめするのは、断熱改修です。
「昔の日本家屋は断熱性能が十分でないことが多く、冷暖房費がかさみがちです。少しずつでも断熱を進めていけば、光熱費を抑えられるだけでなく、住まいの快適さが大きく向上します」と福田さん。
収入に余裕のあるうちに段階的に手を入れていくことで、長い目で見れば経済的にもメリットが大きいと言います。そして何より、改修するたびに“暮らしやすさ”を実感できるのが魅力です。
「比較的簡単で効果が高いのは、畳の下に透湿性防水シートを敷いて隙間をふさぐ方法です。内窓の設置や、天井への断熱材の施工も、ホームセンターで手に入る資材と基本的な工具で対応できます」と福田さん。
いきなり家全体を改修する必要はなく、 まずは、長い時間を過ごす1階のリビングやキッチン、浴室、洗面スペースなどから始める“部分断熱”がおすすめだそうです。小さな改善の積み重ねが、暮らしの質を確実に高めていくのですね。
古民家屋根改装中
改装後
DIYに向いている部分と、専門家に任せたほうが安心な部分、その見極めは大切です。迷ったときは、一度プロに相談してみるのもよいでしょう。
小川町で中古住宅を選び、自分たちの手で少しずつ整えていく暮らし。家と向き合う時間は、そのまま町と向き合う時間にもなります。
移住サポートセンターでは、中古物件探しからリフォーム業者の紹介まで、幅広くご相談を受け付けています。空き家バンク物件の改修補助など、町の支援制度については「小川町の移住促進施策」もぜひご覧ください。
小川町空き家バンク https://www.town.ogawa.saitama.jp/gyosei/sosiki/13/4/5191.html

㈱アーキクラフト代表。
埼玉県川越市を拠点に、地域材を生かした建築を手がける。町内では武蔵ワイナリー株式会社やエコデザイン株式会社の新社屋設計をはじめ、住宅の新築や築古住宅の改修も多数。近年は断熱の重要性と効果を伝える活動にも力を入れている。
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