2016年08月30日 投稿者:八田さと子
8月25日、小川町内の私立保育園「小川保育園」で幼児棟の地鎮祭が執り行われました。
はじめは子どもたちの森にまつわる歌(4曲)でスタート。0歳から年長組まで全園児が参加し、暑さにも負けず熱唱!している姿に感動を覚えました。
木育を大事にしている小川保育園。園長先生の想いもあり、幼児棟もオーガニックな(薬剤等を使用しない子どもに安全という意味)国産材、さらに伝統工法で建設されるそうです。
地納め式の後、工事を担当される株式会社サスティナライフ森の家の方から木のお話も。就学前の子どもたちにもわかりやすく「オーガニック」をお話いただきました。大人としては「設計士=建物を考える人」、「林業者=木こりさん」、「工事担当者=作る人」 の表現に なるほどね~と関心。
▶幼児棟建設によって何が変わるの? と園長先生にお聞きしました。
園長先生のお答
1)0歳~2歳の受け入れを拡大する。
2)現在行っている赤ちゃんサミット(月1回の未就園児とお母さんが遊びに来て、保育園の様子を見たりできる機会)を行う場としての活用。
さらに数年後には
3)一時保育
4)病時保育
5)子育て支援センターとしての役割
も視野に入れての建設とのことでした。
小川町には待機児童はいないということですが、兄弟姉妹で別の保育園に行かざるを得ない場合もあるそうです。
園長先生はそうなってしまった保護者の気持ち、エピソードを心に留め、数年間行政と交渉し、今回の幼児棟設置にこぎつけたといいます。
たくさんの人の想いで建てられる幼児棟。子どもたちの身体と夢が育まれる素敵な場所になりそうですね。
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