2026年07月22日 投稿者:八田さと子
移住担当協力隊 のこちゃんのおがわ活動日記vol.4【七夕2026②】
みなさんこんにちは!
連日の投稿になっております、移住推進担当の「のこちゃん」こと野口理美(のぐちことみ)です。
前回に引き続き、蝉の鳴き声が響き渡り、学生たちの夏休みの始まりを告げている今日このごろ。
今の小川町は、真夏の暑さ以上の熱気で満ちあふれています!
なぜなら、いよいよ今週末に迫った「小川町七夕まつり」に向けて、町中がそわそわ、ワクワクと準備を進めているからです。
色鮮やかな和紙に書かれた願いが少しずつ町を彩り始めるこの時期の空気感、好きなんですよね。
今回は、前回の「ビギナー交流会」に続く、七夕本番前レポート第2弾! 伝統の息づく『ぴっかり千両節&七夕おどり練習会』の様子をたっぷりとお届けします!
◯知っていますか?小川町の魅力が詰まった「ぴっかり千両節」
小川町には「ぴっかり千両」という言葉があるのをご存知ですか?
これは、特産である小川和紙を天日干しにした際、陽の光を浴びて輝く姿が「千両にも値する」と讃えられた、地場産業を象徴する言葉なんだそうです。
当時の職人さんたちの誇りを思う気持ちが伝わってきますよね。
そして、そんな小川町の誇りや地場産業を歌詞にたっぷりと盛り込んだ歌と踊りが「ぴっかり千両節」です。
今でこそ町内でも「なにそれ?」という若い世代の人が出てきてはいますが、実はコロナ禍の前までは、七夕まつりの際に町を踊りながら練り歩くのが恒例行事でした。
さらに、意外と知られていない歴史がもう一つ。
かつて小川町には芸姑さんが行き交う「花街」としての顔もありました。
美しい芸姑さんたちが、指先の動きまで意識して男女でしなやかに踊っていたのが「七夕おどり」のルーツと言われています。
現在は、女性の優美な舞いが中心の「女踊り」が主流になっているそうです。
(※諸説あり)
◯世代を超えてつなぐ、商工会青年部とゆいちゃんの想い
そんな美しく活気ある踊りを「令和の時代にもしっかりと継承しよう!」と、小川町の商工会青年部のみなさんが立ち上がり、開催してくれたのが今回の練習会です。
私に「一緒に参加しようよ!」と声をかけてくれたのは、同じ地域おこし協力隊でUECHU担当の宮原ゆいさん(=ゆいちゃん)。
(※ゆいちゃんの活動についてはこちらをチェック!→ 小川町の地域おこし協力隊紹介!《宮原隊員 編》|小川町ローカルメディア『スモリバ』note)
ゆいちゃんの地元は何を隠そう、UECHUのある東小川。
彼女が東小川の皆さんと日々の会話を重ねていく中で、「実は40年以上前からぴっかり千両を踊っていたよ」「まだまだ現役で踊りたい!」という熱い想いを持った方々がたくさんいらっしゃることが分かったそうです。
地元のつながりを大切に活動するゆいちゃんならではの活動の賜物です。

▲七夕用に用意された浴衣をむすびめ(駅前観光案内所)でも貸し出しています。すごく素敵な浴衣姿です!
◯笑顔があふれる和気あいあいとした練習会
私が参加したのは7月16日。商工会青年部のみなさんが主催する、本番前の最後の練習会でした。
会場に集まったのは、下は小学生から上はベテラン世代まで、総勢20名以上の参加者たち!
新参者の私にも、みなさんが気さくにどんどん話しかけてくださったおかげで、あっという間に輪に入ることができました。
実は私、これまで高校時代から10年以上取材活動をしてきているのですが…「こんなにも取材がしやすい(ウェルカムな)イベントはそうそうないぞ…!」と、まずはそのあたたかさと懐の深さに驚いてしまいました。
長年踊ってきた小瀧さんや、地元の皆さんと楽しそうに談笑するゆいちゃん。
その姿は、皆さんからまるで娘や孫のように可愛がられていて、見ているこちらまでほっこりとした気持ちになりました。
これからも若い人に踊ってほしいという気持ちが、このコミュニティを大きく育てている力にも見えます。


恥ずかしながら、私がこの「ぴっかり千両節」を深く知ったのは今年の3月。
私の母校でもある、小川高校グローカルメディア研究部(旧放送部)の後輩が制作したラジオドキュメンタリー「未来につなぐ唄」という作品がきっかけでした。
歴史が深く、芸術や音楽が生活の中に自然と根付いている小川町。
その豊かさに改めて感動すると同時に、それを自らの手で継承し、さらに盛り上げていこうと奔走する同年代のゆいちゃんのことを、心から尊敬せざるを得ません。
◯踊りがなくす「移住者と地元の壁」
そんな和やかな練習の合間に、結婚を機に旦那さんの住む小川町へ越してきたという移住者の女性にお話を伺うことができました。
「『踊り』という共通の目的を通しているので、ただの交流会よりもすっと輪に入りやすかったです。移住者と地元の方との間の『壁』みたいなものが、踊っているうちに無くなっていく気がしました」
この言葉を聞いてハッとしました。私が日頃の移住相談でよく受ける、「移住者と地元の人との間に壁はありますか?」「地域のコミュニティに馴染めるか不安です」という切実な質問の答えが、ここにあったからです。
言葉だけで関係を築くのは少し緊張するかもしれませんが、一緒に音楽に乗って、笑い合いながら一つの踊りを練習する。
こうした伝統的なお祭りや行事への参加は、移住者の方の不安を自然に解消し、地域とつながるための最高の「架け橋」になる。
ただ新しい企画やイベントを立ち上げるだけではなく、「小川町に住みたい」と思って越してきてくださった皆さんの気持ちを大切に尊重すること。そして、こうして地域の皆さんと一緒に踊れるような機会も作りながら、小川町をより愛してもらえるような活動をこれからも積み重ねていきたい、と強く感じた瞬間でした。
いよいよ今週末は七夕まつり本番!
移住者の方、地元の方、移住希望者の方でも大歓迎なぴっかり千両節のステージは
7/25 リリック小川駐車場ステージ 20:00〜になります。
花火を背に、みなさんの熱い踊りを見て、踊ってみてくださいね。
ちなみに…七夕まつり中の、のこちゃんは
両日14:00〜17:00まで石蔵コワーキングロビーNESToにて、移住相談ブースを展開予定!
ぜひ遊びに来てください!
↓(他協力隊に会えるマップはこちら)
-300x212.png)
以上、のこちゃんでした。
また次の記事でお会いしましょうー!
COPYRIGHT 小川町移住サポートセンター All Rights Reserved.