手漉き和紙や酒造のふるさとであり、有機農業の草分けの地でもある小川町。
都心から電車で約1時間。豊かな自然と多様性あふれるコミニティ。
そんな小川町の移住情報をお届けします。
Ogawa Spirit
まちの記憶を受け継ぎながら暮らしていくことを、私たちは「住み継ぐスタイル」と名づけました。
このページでは小川の家をふるさととして育った人(物件オーナー)と、
その家を未来のふるさとにしていく(移住者)のエピソードを紹介します。
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2025年04月11日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの佐藤です。
3月末から4月の初めは、町内の自治会で年に一度の総会が行われる時期です。
小川町は、70余りの自治区からなっており、地域の住民が自治会を組織して、町の行政と協力して様々な活動をしています。実は私は某地区の区長をしていますのでちょっと緊張感のある時期ではあります。
例えば、自治会は町の運動会への参加や、地区の新年会などの親睦会の開催。毎週の体操の会や、地域について学ぶ歴史散歩の会。公園や河川・道路の清掃、ごみステーションの管理などの環境美化。子どもたちの通学の見守りや、お一人暮らしのご老人宅への訪問などなど。
写真:4月6日 総会の開かれるある自治会館の近くで
実は私は某地区の区長をしています。総会は、そんな自治会の活動報告と意見交換の場です。都会での人間関係よりは関係が濃いとは言え、だんだんと近所づきあいや助け合いの習慣が薄くなってるのは、小川町でも同じですが、災害などいざという時に助けになるのは、普段からのつながりです。それに、人と会っておしゃべりする関係は、ネットの世界とは違う心の豊かさをもたらしてくれるもの。新しい時代に合った、しなやかで楽しいご近所づきあいの形を築いて行きたいですね。
若い世代の方や移住者にも自治会に関心を持っていただきたいと思い、若者メンバーと自治体について話したこともあります。
オガトー(オガワトーク)の動画もよかったらご覧ください。「若者と自治会」https://www.youtube.com/live/4XgvLgPrA1k
2025年04月03日 投稿者:八田さと子
小川町移住サポートセンターの八田です。
おがわん野菜を「コエドテラス」でPRする機会をいただきました。
コエドテラスは2024年5月にオープン。元々は埼玉りそな銀行 旧川越支店でレトロで美しい建物です。
たくさんの観光客が訪れる一番街に位置しますので、おがわん農家の豊八農園さん、おがわんPR担当の地域おこし協力隊 泉地さんと
幅広い方に小川町の魅力、おがわんの美味しさを伝えていけたらと思います。(移住の話ももちろんします!)
イベントの詳細はこちらから
https://koedo.or.jp/event/川越organicmarche-3/
コエドテラスってこんなとこ
「咲いたま、みっけ!」HPより
https://www.saitamaresona.co.jp/mikke/local/koedo-terrace.html
文化財の有効活用を通じて、産業創出や川越・埼玉ブランドの発信に貢献します。地域の企業と連携し、新たな産業の創出や起業家の育成に向けてコワーキングスペースやチャレンジショップ等を設置するとともに、地域の食材を扱うカフェやレストラン、特産品等を通じて川越や埼玉のブランドを発信します。また、屋外スペースを地域住民や観光客の皆さまが集い楽しめる場として開放し、賑わいの創出や豊かな暮らしの実現を後押しする施設です。# おがわん
#小川町 #川越 #コエドテラス
2025年03月29日 投稿者:八田さと子
小川高校グローカルメディア研究部の作品上映会にお邪魔しました。
午前にはドラマ部門、午後にはドキュメンタリー部門の作品が上映され、ドキュメンタリー映像では、
学生たちの視点から見た小川町が描かれていました。
なんと今回の上映会は、過去10年間で制作した作品を制作年順に上映!したそう。
(そうか、だから盛りだくさんのスケジュールだったのか)
私はむすびめ勤務の昼休みに、娘が関わった作品を観に行きました。(そのため全体は観ることができず)
作品名はドラマ『フィルター越しの…(小学生バージョン)』
このドラマは公民館講座で小川高校生が講師となり、小学生が出演。スタッフを務めました。
半ば私の興味のみで娘(小5 )を講座に参加させたので、案の定、当日は「なんで参加しなきゃいけないの〜」と
後ろ向きで公民館に行ったのですが・・・
現場をこっそりみにいくと、娘はしっかりカチンコを捌き、監督をしていました 笑
この講座で1日で撮影から編集の一部までを体験させていただきました。
娘のお友達が主演だったり他の出演者もみんな知り合いだったので、
今日は(親だけ)わくわくで親子で観に行きました。
さすが全国で賞を獲得してきた小川高校生が編集して完成させてくださっただけあり、素晴らしい作品に仕上がっていました。
娘にとっては映像制作はもちろんいい経験になったのですが、高校生にお世話になり、仲良くもしていただき
それがいちばんの思い出になったのではないかな。
小川町の公民館講座、子どもにとってもいい企画がたくさんあります!
ということで、小川町での子育てエピソードでした。
2025年03月21日 投稿者:八田さと子
◆「食べることは生きること~アリス・ウォータースのおいしい革命~」
3月20日(木祝)コワーキングロビーNESTOにて
小川町の石蔵コワーキングロビーNESTOで、有機農業と食をテーマにしたドキュメンタリー映画が上映されました。主人公は、カリフォルニアの有名オーガニックレストラン「シェ・パニーズ」のオーナーであるアリス・ウォータースさん。地元の有機食材を学校給食で使うことや、学校の敷地に菜園を作っていろいろな科目の授業で活用することをアメリカ中で広めてきた「オーガニックの母」であり「おいしい革命家」です。
この映画は、2023年に来日した彼女が、日本各地の農家や料理人、お母さんたちと触れ合いつつ日本の私たちへのメッセージを伝えた貴重な記録映画です。シェ・パニーズでの取材もされていて、店内の様子やスタッフたちの貴重な声も聞くことができました。
上映会は、地域おこし協力隊でNESTOで活動する三宅さんが企画してくれました。小川町の素敵なフレンチレストランであるアテリコさんの美味しいランチを会場で食べられるというところにも、小川町らしさが出ていて午前、午後の回ともほぼ満席でした。
アリスさんの本→『スローフード宣言――食べることは生きること』海士の風 2022年
2025年03月20日 投稿者:八田さと子
◆小川町有機農業フォーラム2025
2月15日(土)開催。町立図書館視聴覚ホールにて
小川町は日本の有機農業運動発祥の地の一つとして知られています。中山間地という地理的な条件から、一つの作物を大量に作る大生産地とは違って、どちらかというといろいろな種類の作物を少量ずつ栽培する農家さんが多いのが一つの特色です。源流となった有機農家である故金子美登さんが、消費者と直接つながって信頼関係を築く「提携」活動を大切にされたことから、消費者との顔の見える関係を大切にする農家さんが多いのももう一つの特色でしょう。
2月に行われた今年の有機農業フォーラムのタイトルは、「気候変動時代の栽培技術と認証」。夏の酷暑にどう対応していくのか。そして今後有機農産物の認証をどんな形にしてくことが望ましいのか。大勢の農家さんや農的暮らしを目指す人たち、消費者の方々、農水省や町役場の担当の方々、研究者など、100名を超える人たちが参加して、小川町内外の有機農家さんからの発表と対談から情報を得、質疑応答で一緒に考えました。
これからの小川町の農業を考えるうえで、特に大切な話題だったのは、地域の多様な関係者が参加して農産物の質を確認する新しいスタイルの認証システムについて。小川町の農家を支援する既存の小川町独自の取り組みであるオガワン認証と、有機農業界で話題になっているPGS(参加型保証システム)の二つが融合した、新しい仕組みが生まれる可能性を感じさせる会となりました。
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